ターミナルに色をつける方法
Mac といえど、常にグラフィカルなウィンドウから作業するのが最適とも限らず、 時にはコマンドを入力して作業した方が効率が良い場合もあります。
コマンドを実行するのは、なんとなく難しそうと感じて敬遠されがちですが、慣れれば便利なことは少なくないです。
コマンドを実行するにはターミナル (Terminal)を利用します。ターミナルというのは、macOS のコマンドラインを実行するプログラムのことです。
ところが、このターミナルはデフォルトで白地の背景に黒文字。しかも、フォントが小さく、ちょっと見難いと感じる人も少なくないと思います。
そのときは、次の手順でターミナルを自分好みの色にしましょう。
ターミナルを開いたときの、
メニューを選択します。一般タブの中に、
というところで、プロファイルを選択することができます。例えばここで "Ocean" というのを選択してみます。
Ocean がどのような設定であるかは、
タブに記載があります。設定を上記のように Ocean に変更してターミナルを開きなおすと、背景色が水色になります。
テキストの色やフォントを変更することによって、プロファイルをさらにカスタマイズすることも可能です。
種類によってテキストの色を変える
ディレクトリの中身を表示するのには、ls コマンドを使います。
このときに、ファイルの種類によって文字の色分けをすることもできます。
この場合は、ホームディレクトリ (~/) に .bash_profile(bash の場合) または .zprofile (zsh の場合) という名前のファイルを作成して、 例えば次のように入力します。
export CLICOLOR=1 export LSCOLORS=GxGxBxDxCxEgEdxbxgxcxd
ターミナルから設定するには、例えば次のようにします。
$ cd ~ $ nano .bash_profile
これで編集して、⌃ + X で閉じますが、 このとき Y で保存します。
LSCOLORS 環境変数では、配色を指定しています。